Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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ほうそうやわ

法窓夜話

穂積 陳重

Leggi 法窓夜話 (ほうそうやわ) di 穂積 陳重 (ほづみのぶしげ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 136.325 caratteri · 264 schermate

Aozora Bunko

七五 蛙児必ずしも蛙ならず

元来栄達に志す人ではなかったから、位に即いた後、種々の善政を布き、良法を設けて、市民の信頼に報い了わり、直ちに位を棄つること弊履の如くであった。

このピッタコスの定めた法律の中に「酔うて人を殴つ者の罰は、醒めて人を殴つ者の罰に倍すべし」という規則がある(Hooker's Ecclesiastical Polity.)。これは甚だ面白い考えで、酔者は醒者よりも国家に取って危険な人民である。飲酒という行為は未だ罪にならぬけれども、もし悪結果を生じたならば、その悪結果より反致して、飲酒を責任の目的とすることが出来る。また飲酒と殴打とは、行為の聯絡があるから、二種の罰を蒙らすことが出来る。これ予防主義から見ても、懲戒主義から見ても、鑑戒主義から見ても、大いに理由のあることである。ただし古風なる自由意思論者はあるいはこれを非とするであろう。

七五 蛙児必ずしも蛙ならず

テンタルデン卿は、素と理髪師の子であったが、法律を学んでバリストルとなり、後には高等裁判所の判事総長に進み、貴族にも列せられたほどの人であって、その判決には、判例として有名なものが多いのは、英法を学ぶ者のよく知るところである。