Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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ちゅうもんのおおいりょうりてん

注文の多い料理店

宮沢 賢治

Leggi 注文の多い料理店 (ちゅうもんのおおいりょうりてん) di Miyazawa Kenji (宮沢 賢治) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 106.269 caratteri · 223 schermate

Aozora Bunko

「何があんまりだ。僕の知ったこっちゃない。ひどい難儀をしてあるんだ。旅費さえ返せばそれでよかろう。さあ持って行け。帰れ、帰れ。」

大学士は上着の衣嚢から

鼠いろの皺くちゃになった状袋を

出していきなり投げつけた。

「先生困ります。あんまりです。」

貝の火兄弟商会の

赤鼻の支配人は云いながら

すばやく旅費の袋をさらい

上着の内衣嚢に投げ込んだ。

「帰れ、帰れ、もう来るな。」

「先生、困ります。あんまりです。」

とうとう貝の火兄弟商会の

赤鼻の支配人は帰って行き

大学士は葉巻を横にくわえ

雲母紙を張った天井を

斜めに見ながらにやっと笑う。