Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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うんのじゅうざはいせんにっき

海野十三敗戦日記

海野 十三

Leggi 海野十三敗戦日記 (うんのじゅうざはいせんにっき) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 83.094 caratteri · 167 schermate

Aozora Bunko

と報じ、一般の注意を喚起した。

そのうち、月の明るい晩にやるつもりであろう。しかし当分はまっくらで、敵には盲爆以外の手なし。

◯爆撃の直後、身近かにとんで来たものはすてきなケシゴムたくさん、百円札の束、反物など。これは鈴木さんの友達の話である。

◯首がとびこんで来て、われに向かい丁重に挨拶をしたという話もあるとて、村上先生大いに笑う。

◯艦載機来襲以来、待避壕はかなりものものしくなった。相当土をかぶり、ふたのないものは数を減じた。しかしまだまだである。

三月十日

◯昨夜十時半警戒警報が出て、東南洋上より敵機三目標近づくとあり。この敵、房総に入らんとして入らず、旋廻などをして一時間半ぐらいぐずぐずしているので、眠くなって寝床にはいったら、間もなく三機帝都へ侵入の報あり、空襲警報となり、後続数目標ありと、情報者は語調ががらりと変わる。起きて出てみれば東の空すでに炎々と燃えている。ついに、大空襲となる。

◯発表によれば百三十機の夜間爆撃。これが最初だ。

◯折悪しく風は強く、風速十数メートルとなる。

三月十三日

◯昨暁名古屋が大挙B29の夜間爆撃を受けた。東京夜襲より二日後で、ピッチをあげている。