Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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ほのおのひと――ゴッホしょうでん――

炎の人――ゴッホ小伝――

三好 十郎

Leggi 炎の人――ゴッホ小伝―― (ほのおのひと――ゴッホしょうでん――) di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 104.035 caratteri · 207 schermate

Aozora Bunko

絵を描くための労働がある。それならばもし神が居ないとしても、何かが居るのだ。

「黄色い家」

ヴィンセントの声 テオよ、やっとやっとゴーガンが到着した。彼は元気だ。そして、お前の斡旋で自分の絵の売れたことを喜んでいるし、こちらでは俺が家や部屋など一切のことを、スッカリととのえて置いたので、すぐに気持良く仕事が出来るので、ひどく悦んでいる。俺も勿論非常に愉快だ。生活は今までよりも軽くなる。彼はすぐれた画家だし、面白い人間だ。彼と一緒ならば、俺も彼もともにたくさん仕事が出来るだろう。すべては、実にうまく行きつつある。テオよ、これがゴーガンと俺の住んでいる黄色い家だ。ラマルチーヌ広場にある右がわの二階家で、ルーランの世話で家賃はたった月に十五フラン。俺は家をペンキで黄色く塗った。部屋が四つ有るから俺とゴーガンは、それぞれ自分の寝室を持っている。……テオよ、白状すると、しばらく前から俺は身体の調子が悪かった。食事が不規則なために胃が悪いのと時々頭がボンヤリして意識が薄れるような気がすることがある。外で絵を描いていて、倒れたこともある。俺は何か、ひどく身体が悪くなりそうな気がして、不安で不安でたまらなかった。