Classici giapponesi con furigana
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ほのおのひと――ゴッホしょうでん――
炎の人――ゴッホ小伝――
三好 十郎
Leggi 炎の人――ゴッホ小伝―― (ほのおのひと――ゴッホしょうでん――) di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 104.035 caratteri · 207 schermate
そして、会社の言うなりに、ストライキやめて働きなさいと説教するよ、きまってら。坊主なんてものは、どんな立派な坊主でも一人残らず、会社だとか金持の奴らの手先になって、俺たちをトコトンまでしぼり上げるための道具だい!
アンリ デニス、大概にしねえか!(今度は本気に怒って腰かけから立ちあがって、デニスの方へ詰め寄る)いつまでも先生のことをそんなふうに言やあがると――
デニス いくらだって言ってやらあ、俺あな、あんなインチキ坊主なんぞ――
アンリ ち!(デニスのえりがみをガッと掴む)
ヴェルネ おいおい!(立って行き、二人の間に割って入ってとめながら)いいかげんにしねえか! この大事な時に組合の代表のお前たちが、そんなことでどうなるんだ? いいから、やめろ!
アンリ 言わして置きや、ワッパのくせに、あんまり利いたふうな――
ヴェルネ まあさ! いいんだ、いいんだってアンリ!(そこへ入口の扉が外から開いて、ヴェルネの娘のハンナ「十四、五歳」と牧師ヨングが現われる)
ハンナ あら。(びっくりして口の中で言って)……おとっつあん!
ヴェルネ ……(そちらを見る。つかみ合いになりそうだったアンリとデニスも突っ立ったまま、入って来た二人を見る)どうしたんだハンナ?