Classici giapponesi con furigana
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ほのおのひと――ゴッホしょうでん――
炎の人――ゴッホ小伝――
三好 十郎
Leggi 炎の人――ゴッホ小伝―― (ほのおのひと――ゴッホしょうでん――) di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 104.035 caratteri · 207 schermate
色を掴むんだ、太陽を手に入れるんだと言うので、あなた、がりがりと一日に五枚も六枚も描き上げているんです。見ていると、可哀そうになるんです。……兄の気性を知っているので、無理もないと思えば思うほど、私は兄が可哀そうになるのです。……私は兄を愛しています。
ゴー (ニヤリと微笑して)そう言う話は好かんな私は。大体、ヨーロッパのこの辺の人間が、愛するなどと言うと、こっけいでね。人を愛することの出来るのは、まあタヒチの女だけだな。
ロート それと種牛だけだろう、へっ、まったくだ!
ゴー そうだよ、トゥルーズ。
テオ いえ、私は、何よりも誰よりも、時によって私自身よりも兄を愛しています。嘘ではありません。
ゴー じゃ、追い出さないで、一緒に暮すんだな。(アッサリ言い捨てて、「タンギイ像」に目をつけ、ユックリそちらへ行く)
テオ ですから――いえ、この、そこの所をです、どうしていいかわからないので、お願いしようと思ってあなたにですね――(いくら言ってもゴーガンは「タンギイ像」を無表情な顔をして見ているだけで、取りつく島がない)
ベルト まあ、こちらへお掛けなさいな、ゴッホさん。