Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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ばくだんたいへいき

爆弾太平記

夢野 久作

Leggi 爆弾太平記 (ばくだんたいへいき) di 夢野 久作 (ゆめのきゅうさく) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 49.653 caratteri · 98 schermate

Aozora Bunko

モウこれまでだ。談判破裂だ……と思うと、フロックの腕を捲くって坐り直したもんだ。

「……ハハア……これは訊問ですか。面白い……訊問なら訊問で結構ですから、一つ正式の召喚状を出してもらいましょうかね。その上で……如何にも吾輩が最初から計画してやった仕事に相違ない……という事にして、洗い泄い泥水を吐き出しましょうかね。要するに諸君の首が繋がりさえすれあ、ほかに文句はないでしょう……」

と喰らわしてやったら、連中の顔色が一度にサッと変ったよ。

「……エヘン……吾輩は多分、終身懲役か死刑になるでしょう。君等のお誂え向きに饒舌ればね……ウッカリすると社会主義者の汚名を着せられるかも知れないが、ソレも面白いだろう。日本民族の腸が……特に朝鮮官吏の植民地根性が、ここまで腐り抜いている以上、吾輩がタッタ一人で、いくらジタバタしたって爆弾漁業の勦滅は……」

「……黙り給えッ……司直に対して僭越だぞ……」

「何が僭越だ。令状を執行されない以上、官等は君等の上席じゃないか……」

と開き直ってくれたが、その時に横合いから釜山署長が、慌てて割込んで来た。

「……そ……それじゃ丸で喧嘩だ。