Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Leggi 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 374.755 caratteri · 745 schermate
目白の方は明日一杯家主にたのんでしめっぱなしです。致し方がないから。多分明日葬式でしょうと思われますから。
私の手紙、ではやっぱり九月三日に書いたの、まだ御覧にならなかったのですね。二十六日の次は一日です。84? というのは、自分であやふやだったのです。その次には三日にかいているのですけれど。そして又例のお約束としていろんな表、別に一枚書いてつけ加えてあるのですけれど。御覧にならなかったのね。もう届いているでしょうか、それとも届かないのかしら。緑郎がどうしているだろうか、どっかへ逃げたろうか、そんなことも書いた手紙でした。私の手紙いつまでついているでしょうとおききしていたでしょう? どうだろうと気にかかったからでした。そう、もとの木阿彌になってのーのーとしていられるとお思いになるのかしらと思って、何だか切ないような笑えるような気持でした。よくよく信用が不確なのですね。私にはいろいろの事務的な几帳面さのこと、又規律ある生活のこと、勉強のこと、決して今日にあって小乗的と云えないこと、わかって来ていると思うのです。そういう気のしまりなしに、ろくなものが書けないということも。