Classici giapponesi con furigana
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ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Leggi 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 374.755 caratteri · 745 schermate
近日中にわかりましょう。
きょうは珍しいでしょう。戸外へかけ出したり、書評かいたり、その間には、あなたの綿入れをこしらえる手つだいをしたりいたしました。
派出のひとの感情は面白いものです、そこの土地にいついていない心持だから、防空演習なんか自分に関わりなしという風なの。これは大変面白いと思いました。自分がいつか世帯もったら、やはりいろいろ責任を負ってやらなければならない、そんな風に現在は考えないのです。だから余分の仕事みたいに思うらしい。でも、派出としてはわるい方ではありませんからどうか御安心下さい。
ホーサンがなくなりそうというので一ポンド買いました。クレオソート丸は隆ちゃん、達ちゃんにいつも送ってやるのですが、これもあやしいものです。輸入薬の由。
『新潮』の写真につける短文「机の上のもの」というのかきました。いろんな机の上にあるもののこと書いたのです。例えば、そこいらの文房具屋にざらにあるようなガラスのペン皿のこと。嘗て柳行李のなかから、紺絣の着物やめざまし時計などと一緒くたに出て来たそれは、こわしたりしたくないと思ってつかっている、というようなこと。