Classici giapponesi con furigana
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ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Leggi 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 215.557 caratteri · 426 schermate
音楽は音の刺戟がきっと大きいでしょうからもっとあとのことです、眠れなくなるといけないから、ね。
本きょう頂きました。ホグベンの『市民の科学』を序よみましたら、この人は奥さんも経済学の統計学者なのね。四人の子もちです。奥さんは人口問題についていい仕事をしている由。すこし自分の心持を辛辣に出しすぎた序文です。しかし、「単純な真理について語ることを自分の権威にかかわることとは考えなかった」偉大な科学者たち、ファラデイ(「ローソクの科学」の著者ね)、チンダル(「アルプスの氷河」の研究)、ハクスリー(「死とは何か」)などを先輩と仰いでいるから仕事には責任を負っているでしょう。それに経済史のひとや教育学、応用数学の人たちの共働があります。そして序文にその本が出来たのは、ゴルフや宴会を系統的にことわって来たたまものだと云っています。
汽車にのっている間にかいた原稿が土台なのよ、タイプで原稿をつくるということにはこんな大きい能率上のプラスがあるのね。
果して私によめるのかどうか、何にしろひどい数学の力ですからあやしいものね。
この頃になって、自分の生活事情や性格というものに及んでも考えますが、私は十年前の旅行のとき何と筆不精だったでしょう。