Classici giapponesi con furigana
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ごくちゅうしょうそく
獄中消息
大杉 栄
Leggi 獄中消息 (ごくちゅうしょうそく) di 大杉 栄 (おおすぎさかえ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 57.149 caratteri · 114 schermate
勉強にもなるし、また少しは気のまぎれにもなるだろう。お為さんによろしく。真坊はどうしている。
寒いので手がかじけてよく書けない。御判読を乞う。
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堀保子宛・明治四十一年二月五日
一昨日手紙を書こうと思ったら、また用紙がないと言う。そして今日もまたないと言う。いやになってしまう。やむを得ずハガキにした。またさびしいさびしいと言って泣言を書き立てているね。検閲をするお役人に笑われるよ。
手紙はできるだけ隔日に書くこととする。あなたの方も、も少し勉強なさい。二十三日のハガキと二十七日の封書とが着いたばかりだ。
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堀保子宛・明治四十一年二月十三日
保釈はまだ何とも言って来ない。もし許されたらすぐ電報で知らせる。
兄キの子供が死にそうだとか言っていたが、その後どうしたか。いやだなぞと言わずに、たまには行って見るがいい。そして毎度毎度ではなはだ済まないような気もするが、少しは何とかして貰うさ。
面会をああ長く待たせられて、そして、ああ短かくすまされては、何とも仕方がないね。これからは月に二、三度も来れば大がい用も足りるだろう。そしてそのかわりにもう少し手紙をくれないか。