Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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せいかつのようしき

生活の様式

宮本 百合子

Leggi 生活の様式 (せいかつのようしき) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 596 caratteri · 2 schermate

Aozora Bunko

芍薬

「これ 八百屋の店先に バケツにつけてあったの。一束八銭よ これだけで十六銭 やすいでしょう。こないだ夜店で一輪五銭の蕾買って来たら みんなさいて迚もうれしかった――この色少し気にいらないんだけれど……」

対照

「このチューリップは傑作だ。サティンのようにつやがある。」

そして、わきの紙をとって「一輪いくら? 一本五銭?」とかくと 咲 その鉛筆をとって

「四本十銭とかく」

「じゃあっちはいくら?」

赤い芍薬をさす

「五銭?」

「それに 一たしただけ」

「なかなかよろしい」

咲、自家用にのって、やすい花屋をさがして吉祥寺前の問屋とかで買って来た由。

芍薬二輪ぐらいずつ大切にいけられている、

額

「これいい絵ね だれの?」

「淳さんの、恐らく淳さんの一番いい絵じゃないかって 云われているの、

鶴さん大自慢ですよ 俺が其を見つけたって――」

「いくら」

「五円 お礼にあげたの、それもついこの間。――箇展で赤札つけといてね」

「こっちは光子さん」

自分の肖像

対照

大掃除 サイドボードを動かす

上の下らぬ大額をおろす。買い手が見つけられるから。

「あれを買うって?」