Classici giapponesi con furigana
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はつめいこぞう
発明小僧
海野 十三
Leggi 発明小僧 (はつめいこぞう) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 9684 caratteri · 20 schermate
自動車用ペンキ爆弾
これは特種の赤ペンキをタップリ含んでいるピンポン球ぐらいの小球にして、叩きつけると、すぐ、壊れるものなり。携帯に便にして、ポケットに四つや五つ忍ばせても大丈夫なり。
その使用目的は、雨天の折など、向うから自動車が狭い路にも係らず泥をハネかしながらやってくるごとき場合に、「気をつけろ」と注意を与えても、先方が聞き入れざるときは、やむなくこいつを自動車の横っ腹に抛げつけるなり。
しかるときは赤ペンキは忽ち自動車をベタベタに染め、運転手が驚きて拭わんとすれども中々おちぬところに新種ペンキの特長あり。
もしこの赤ペンキを綺麗に落さんと欲せば、抛げつけたる当人の許を訪ねて、ペンキ消し液を乞いうけるに非ずんば、金輪際消えることなし。乃ちその際に、運転手の油をウンと絞るなり。
随ってその反覆使用は、運転手をして歩行者に泥をハネかすことを絶対に行わざらしむるに至るものなり。
(ペンキ球一箇五銭。ペンキ消し一壜二十六銭の見込み。)
安全賭博器
携帯型なり。大体ゴールデンバットの箱ぐらいなり。一方に入口ありて、他方に出口あり。これを使用するは当人に限り、他人をして使用せしむることを得ず。