Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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じんじゃごうしにかんするいけん

神社合祀に関する意見

南方 熊楠

Leggi 神社合祀に関する意見 (じんじゃごうしにかんするいけん) di 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 32.819 caratteri · 64 schermate

Aozora Bunko

この神職輩の年に一度という講習大会の様子を見るに、(1)素盞嗚尊と月読尊とは同神か異神か、(2)高天の原は何方にありや、(3)持統天皇、春過ぎての歌の真意如何など、呆れ返ったことを問いに県属が来るに、よい加減な返事を一、二人の先達がするを、十余人が黙して聞きおるなり。米の安からぬ世に、さりとは無用の人のために冗職を設けることと驚き入るばかりなり。かかる人物は、当分史蹟天然物保存会の番人として神社を守らしめ、追い追いその人を撰み、その俸給を増さんことこそ願わるれ。世に喧伝する平田内相報徳宗にかぶれ、神社を滅するは無税地を有税地となすの近道なりとて、もっとも合祀を励行されしという。いずくんぞ知らん、その報徳宗の元祖二宮氏は、田をむやみに多く開くよりは、少々の田を念入れて耕せ、と説きしにあらずや。たとい田畑開け国庫に収入増したりとて、国民元気を喪い、我利これめ、はなはだしきは千百年来の由緒あり、いずれも皇室に縁故ある諸神を祀れる神社を破壊、公売するより、見習うて不届き至極の破壊主義を思いつくようでは、国家に取りて何たる不祥事ぞ。

近ごろ英国高名の勢力家で、しばしば日本学会でわが公使、大使に対し聖上の御為に乾盃を上ぐる役を勧めたる名士よりの来状にいわく、むかし外夷種がローマ帝国を支配するに及び、政略上よりキリスト教