Classici giapponesi con furigana
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たけのさとびと
竹乃里人
伊藤 左千夫
Leggi 竹乃里人 (たけのさとびと) di 伊藤 左千夫 (いとうさちお) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 14.338 caratteri · 29 schermate
通りで正岡の絵画に対する嗜好の強烈なことついに自分で書くまでになった一事でも知れる、正岡を宗とせる歌人俳人中にも、絵画に対し時間と銭とを惜まぬだけの嗜好を持って居る人が幾人あろうか、先生の趣味嗜好が多くの歌人俳人と何ほどその厚薄を異にして居ったか、はなはだしいのは歌人俳句に冷淡に俳人歌に冷淡な人さえあると聞くは情ないといわねばならぬ。そんな人は断じて正岡宗の人ではない。
人には誰にも数寄不数奇がある、正岡は一体画が最もすきであったのだ、正岡が好んだからとて人にも好めと強いるは無理だというかも知れぬ、しかし文学と美術との関係が少しでも解っていれば、歌や俳句は面白いが絵はあまり面白くないなどいうことのあるべきはずがない、絵画の嗜好を欠いているとすれば、歌や俳句も未だ解っていないことを自白すると同じである。先生の詩人たる所以を知り先生の作物の価値を知らんとするならば、まず先生の趣味嗜好を研究してみるが、最も根本的で、そして近道であろう。〔『馬酔木』明治三十七年五月五日〕
「病牀六尺」六月二日
余は今まで禅宗のいわゆる悟りということを誤解して居た。