Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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たけのさとびと

竹乃里人

伊藤 左千夫

Leggi 竹乃里人 (たけのさとびと) di 伊藤 左千夫 (いとうさちお) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 14.338 caratteri · 29 schermate

Aozora Bunko

のである、親友に敬意を欠くの恐れがあるからあまり理屈はいうまい、ただ生前先生から聞いた二、三の話を紹介して、世人の判断に任せておく。ある日話のついでに、

先生私は二、三年前に作った歌は皆反古にしてしまおうかと思います、実に自分ながらいやになって遺しておくのが気になりますからというと、

いやそうでないやはり遺しておく方がよい、僕などはことごとく記して取ってある、どんな人でも始めから上手ということはない、段々と進歩してくるのが当前だ、古いのを出して見ると自分にも非常に変ってきたことが判って面白い、また人に見せるようなことがあっても決してこれが恥になるものでない、初期のものであるもの拙なさを怪しむことはない、それはまた自選などして公にする場合はもちろん別であるけれど、自然に自分の初期の作物が後世に伝ったとて少しも苦にすることはない、芭蕉の句などには見れば駄句が多い、佳句といったら二百句はあるまい、しかし芭蕉の重みがその駄句のために減ずる訳でない、かえって多方面に大きいところが見える、『金槐集』などでもそうである、佳作といったらば二十首か三十首恐くは三十首を越えまい、それでも右大臣は勝れた