Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
びじゅつがっこうじだいのおかくらせんせい
美術学校時代の岡倉先生
板谷 波山
Leggi 美術学校時代の岡倉先生 (びじゅつがっこうじだいのおかくらせんせい) di 板谷 波山 (いたやはざん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 7979 caratteri · 16 schermate
それでいやなやつが参観に来たとふれがまわると、すぐにいっていたずらしたもんです。ところがそのとき、某外国人でなにか非常に傲漫なやつが来て、岡倉先生通訳しながらくるんですが、先生を踏みつけたような態度で生意気だというので、生徒の猛者が教室で漆を焼いたんです。あれを焼くとすぐかぶれちゃいますから、西洋人はかぶれたかどうか知らないけれども、先生がかぶれちゃって、それで鞭のせいだといって、みんなそうでしょうといっていたんですけれども、大笑いだったです。
岡倉先生の乗っていた馬は、楠公の像のモデルにした馬です。その時分後藤貞行が元騎兵の曹長かなんかで、馬に精しいので馬を南部に探しにいったんです。ところがほとんど西洋種になっていて、あの馬がわずかに日本の種が残っているらしいというので、それを買ってきたんです。楠公の像を作りあげてモデルがあいたものだから、おれがもらうというのでもらってきた。
その前は馬に乗っていなかったのですが、はじめは下手でしたよ。危なそうに乗ってくる。しかしだんだんうまくなってきた。それであるとき、私らの若い時分、吉原へ遊びにいった帰りに、明日は日曜日だから、すぐに帰るのはやぼだから、向島の朝桜をみていこうじゃないかというので、千住の方をずっと廻って荒川を下ってきた。