Classici giapponesi con furigana
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おうがいのけんこうとし
耄碌寸前
森 於菟
Leggi 耄碌寸前 (おうがいのけんこうとし) di 森 於菟 (もりおと) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 43.925 caratteri · 89 schermate
頸を切って死にきれず、毒をのんで死にきれず、また頸をしめ直して、自分の手を後で縛って川に身投げしたという手のこんだのがいます。またもう一人は、店子がこれは乱暴者でしたが、喧嘩の相手を殺して腹に切出しを突っこんだが、刃が短いから深くはいりませんや。気丈な奴で、それを引き抜いて垣根の青竹をもって来て、その先をけずったんです。とがったのを、前の傷口に突っこんで、体当りに壁にぶつかったら、竹槍の穂が背中にぬけて往生しました。店子さんの精神力には驚くが、家主はたまりませんよ。」
ひといきつき、アルコールに唇をしめしてから彼はつづけた。
「それからこんな話があります。心中となると二人ともひどく興奮するので、思い切ったことをしますね。相手と向い合った女の着物を切り、両方の袂とその間のところを長くしておいて、この両袖を二人でスッポリかぶったんです。二人の間にステッキを半分に折った棒を入れ、二人がかりで力いっぱいぐるぐる廻して、とうとういっしょに息が切れたというわけです。当人たちは同じ蓮のうてなでうれしいでしょうが、大黒柱の頸動脈をしめつけられた大家の苦しみも察してもらいたいです。