Classici giapponesi con furigana
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はですがたまんねんわかしゅ
艶容万年若衆
三上 於菟吉
Leggi 艶容万年若衆 (はですがたまんねんわかしゅ) di 三上 於菟吉 (みかみおときち) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 33.800 caratteri · 67 schermate
「さては何かわけありじゃな」
と、片里は北叟笑みながら、
「定めしあでやかな色模様の出来ごとであろうな?」
「御かくししても何時までもかくしおおせられるやら――いっそすっかりお打明けして、お二方にもよろこんで頂きましょう」
と、呉羽之介は小娘のように、振の袂を膝に重ね、身をくねらせて話し出すのでした。
「あの、まあ、何と申し上げたらよろしいか、つい四日程以前から、私はほんとうの仕合せものになったような気がいたしますのでございます――」
と、口籠るのを、片里は追いかけて、
「さあ、さっぱりと打ちあけて、われわれをもよろこばせてはくれまいか」
「それならばお話しいたしまする」
と、呉羽之介はシナをしながら、
「私ははじめてある女子と恋をしたのでございます……」
「ほほう、そなた程の美しい少人から恋われた女子は其方に劣らぬ仕合者じゃ。引手あまたであり乍ら、いままで大凡の女子には振向もせなんだそなたが、我から恋をしていると言うからには、定めし相手は稀物じゃろう……何処ぞの姫か、廓の大夫か。江戸市中の女子どもから嫉まれる、そのあやかりものは何処の誰れじゃ」
と片里が言うのに呉羽之介は答えて、