Classici giapponesi con furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Leggi 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 189.935 caratteri · 379 schermate
時から、器量と云い、物の云い様裾捌き、他々の奉公人と違い、自然に備わる品というものは別だ、実に物堅い屋敷にいながら、仮令己が昇進して、身に余る大禄を頂戴するようなことになれば、尚更慎まねばならん、所がどうも慎み難く、己が酔った紛れに無理を頼んだ時は、手前は否であったろう、否だろうけれども性来怜悧の生れ付ゆえ、否だと云ったらば奉公も出来難い、辛く当られるだろうと云うので、ま手前も否々ながら己の云うことを聞いてくれた処は、夫りア己も嬉しゅう思うて居るぞよ」
菊「貴方また其様な事を御意遊ばしまして、あのお話だけは……」
大「いゝえさ誰にも聞かする話ではない、表向でないから、もう一つ役替でも致したら、内々は若竹の方でも己が手前に手を付けた事も知っているが、己が若竹へ恩を着せた事が有るから、彼も承知して居り、織江の方でも知って居ながら聊かでも申した事はない、手前と己だけの話だが手前は嘸厭だろうと思って可愛相だ」
菊「あなた、何ぞと云うと其様な厭味なことばかり御意遊ばします、これが貴方身を切られる程厭で其様なことが出来ますものではございません」