Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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きくもようさらやまきだん

菊模様皿山奇談

三遊亭 円朝

Leggi 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 189.935 caratteri · 379 schermate

Aozora Bunko

約束で」

梅「むゝう……清藏どん、今に夜が明けてから一詮議しましょうから、冷飯でも喰わして物置へ棒縛りにして入れて置いて下さい」

二十九

清藏は曲者を引立てまして、

清「これ野郎立たねえか、今冷飯喰わしてやる、棒縛り程楽なものはねえぞ」

と是から到頭棒縛りにして物置へ入れて置きました。翌日梅三郎は曲者から取返した書面を出して見ると、再び今一つの裂端も一緒になっていたので、これ幸いと曲者の持っていた書面と継合せて見まして、

梅「中田千早様へ常磐よりと……常磐の二字は松蔭の匿名に相違ないが、千早と云うが分らん、彼の下男を縛ってお上屋敷へ連れて往こう、それにしても八州の手に掛け、縛って連れて行かなければならん」

と是から物置へまいり、曲者を曳出そうと思いますと、何時か縄脱をして、彼の曲者は逐電致してしまいました。そこで八州の手を頼み、手分をいたして調べましたが、何うしても知れません、なか/\な奴でございます。さて明和の五年のお話で……此の年は余り良い年ではないと見えまして、三月十四日に大阪曾根崎新地の大火で、山城は洪水でございました。続いて鳥羽辺が五月朔日からの大洪水であった、などという事で、其の年の六月十一日にはお竹橋へ雷が落ちて火事が出ました、などと云う