Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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きくもようさらやまきだん

菊模様皿山奇談

三遊亭 円朝

Leggi 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 189.935 caratteri · 379 schermate

Aozora Bunko

と此の話の中にいつか忰の早四郎が後へまいりまして、

早「なに然うしねえでも宜い、此の裏手の洪願寺さまの和尚様は心安くするから頼んで上げよう、まことに手軽な和尚様で、中々道楽坊主だよ、以前は叩鉦を叩いて飴を売ってた道楽者さ、銭が無ければ宜い、たゞ埋めて遣んべえなどゝいう捌けた坊様だ、其の代りお経なんどは読めねえ様子だが、銭金の少しぐれえ入るような事があって困るなら、沢山はねえが些とべいなら己が出して遣るべえ」

五「何だ、これ、お客様に失礼な、お前がお客さまに金を出して上げるとは何だ、そんな馬鹿な事をいうな」

早「父は何ぞというと小言をいうが、無ければ出してくれべえと云うだから宜かっぺえじゃアねえか」

五「其様な事ア何うでも宜いから、早く洪願寺へ行って願って来い」

是から息子がお寺へ行って和尚に頼みました。早速得心でございますから、急に人を頼んで、早四郎も手伝って穴を掘り、真実にくれ/\働いて居ります。丁度其の晩の事でございますが、宿屋の主人が、

五「へえ娘さん、えゝ今晩の内にお葬りになりますように」

竹「はい、少し早いようでございますが、何分宜しゅう……多分に手のかゝりません