Classici giapponesi con furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Leggi 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 189.935 caratteri · 379 schermate
御家来さんの為にもならん、宜いか、又御亭主は客に対して無礼をしたとか、道楽をして棄置れん、親に苦労をかけて堪らんから殺しましたと云って尋常に八州へ名告って出なさい、なれども一人の子を私に殺すのは悪い事じゃから髪の毛を切って役所へ持って行けば、是には何か能々の訳があって殺したという廉で、お前さんに甚く難儀もかゝるまいと思う、然うして出家を遂げ、息子さんの為に四国西国を遍歴して、其の罪滅しをせんければ、兎ても尋常の人に成れんぞ」
五「はい/\」
僧「是から陰徳を施し、善事を行うが肝心、今までの悪業を消すは陰徳を積むより他に道はないぞ」
五「有難うございます」
僧「あゝ何うも気の毒な事じゃなア、お嬢さん」
三十六
お竹は不思議な事と心の内で忠平の霊に回向をしながら、
竹「ま、私は助かりましたが、誠に思い掛けない事で」
僧「いや/\世間は無常のもので、実に夢幻泡沫で実なきものと云って、実は真に無いものじゃ、世の人は此の理を識らんによって諸々の貪慾執心が深くなって名聞利養に心を焦って貪らんとする、是らは只今生の事のみを慮り、旦暮に妻子眷属衣食財宝にのみ心を尽して自ら病を求める、人には病は無い