Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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きくもようさらやまきだん

菊模様皿山奇談

三遊亭 円朝

Leggi 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 189.935 caratteri · 379 schermate

Aozora Bunko

圓朝が此様なことを云ってもお賽銭には及びません、悪くすると投げる方があります。段々と有難い事を彼の宗達という和尚さんが説示したからお竹も五平を恨む念は毛頭ありません。

竹「お前此の金が欲しければ皆な上げよう」

五「いえ/\金は要りません、私は剃髪して罪滅しの為に廻国します」

というので剃刀を取寄せて宗達が五平をくり/\坊主にいたしました。早四郎の死骸は届ける所へ届けて野辺の送りをいたし、後は他人へ譲り、五平は罪滅しのため四国西国へ遍歴に出ることになり、お竹は是より深い事は話しませんが、

「私は粂野美作守の家来渡邊という者の娘で、弟は祖五郎と申して、只今は美作国へまいって居ります、弟にも逢いたいと存じますし、江戸屋敷の様子も聞きたし、弟もお国表へまいって家老に面会いたし、事の仔細が分りますれば江戸屋敷へまいる筈で、何の道便りをするとは申して居りましたが、案じられてなりませんから、家来の忠平という者を連れてまいる途で長く煩いました上、遂に死別れになりまして、心細い身の上で、旅慣れぬ女のこと、どうか御出家様私を助けると思召し、江戸までお送り遊ばして下さいますれば、何の様にもお礼をいたしましょう、お忙しいお身の上でもございましょうが、お連れ遊ばして下さいまし」