Classici giapponesi con furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Leggi 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 189.935 caratteri · 379 schermate
さま捕つかめえて、毒なア虫でごぜえますから、籠へ入れて蓋をしては持って参ります」
秋「ムヽウ、それは何ういう虫だえ」
婆「あの斑猫てえ虫で」
秋「ムヽウ斑猫……何か一疋で六百文ずつ……どんな処にいるものだえ」
婆「はい、豆の葉に集って居ります、在所じゃア蝦夷虫と云って忌がりますよ」
秋「何にいたすのだ」
婆「何だかお医者が随いて来まして膏薬に練ると、これが大え薬になる、毒と云うものも、使いようで薬に成るだてえました」
秋「ムヽウ、何の位捕まった」
婆「左様でごぜえます、沢山でなければ利かねえって、何にするんだか沢山入るって、えら捕めえましたっけ」
秋「そりゃア妙だ、医者は何処の者だ」
婆「何処の者だか知んねえで、一人男を連れて来て、其の虫を捕まって置きさえすれば六百ずつ置いては持って往きます、其の人は今日お前様白山へ参りますと、白山様の門の坂の途中の処にある、小金屋という飴屋にいたゞよ、私は懇意だからお前様の家は此処かえと何気なしに聞くと、其の男が言っては悪いというように眼附をしましたっけ」
秋「はて、それから何う致した」
婆「私も小声で、今日は虫が沢山は捕れましねえと云うと、明日己が行くから今日は何も云うなって銭い袂へ入れたから、幾許だと思って見ると一貫呉れたから、あゝ是は内儀さんや奉公人に内証で毒虫を捕る