Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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きくもようさらやまきだん

菊模様皿山奇談

三遊亭 円朝

Leggi 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 189.935 caratteri · 379 schermate

Aozora Bunko

目付「うん……神原五郎治家来勘八、頭を上げえ」

勘「へえ」

目「何才になる」

勘「三十三でございます」

目「其の方陪臣の身の上でありながら、何故に御寝所近い内庭へ忍び込み、殊には面部を包み、刄物を提げ、忍び込みしは何故の事じゃ、又お手飼の犬を斬ったと申すは如何なる次第じゃ、さ有体に申せ」

と睨めつけました。

四十五

勘八は図太い奴でございますから、態と落著振いまして、

勘「へえ、誠に恐入りましてございます。お庭内へ参りましたのは、此の頃は若殿様御病気でございまして、皆さんが御看病なすっていらっしゃるので、どうもお内庭はお手薄でございましょうから、夜々見廻った方が宜いと主人から言いつかりました、それにお手飼の犬とは存じませんで、檜木山の脇へ私が参りましたら、此の節の陽気で病付いたと見えまして、私に咬付きそうにしましたから、咬付かれちゃア大変だと一生懸命で思わず知らず刀を抜いて斬りましたが、お手飼の犬だそうで、誠にどうも心得んで、とんだ事を致しました、へえ重々恐入りましてございます」

目「そりゃアお手飼の犬と知らず、他の飼犬にも致せ、其の方陪臣の身を以て夜中大小を帯し、御寝所近い