Classici giapponesi con furigana
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らくご・きょうそれつでん
落語・教祖列伝
Leggi 落語・教祖列伝 (らくご・きょうそれつでん) di Sakaguchi Ango (坂口 安吾) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 14.667 caratteri · 30 schermate
あんげの熊だか鬼みてのオッカネ女が、誰に惚れても、なんにもならねエもんだろが、面ッ白ャエことになったもんだわ」
と、オカカはタマゲて、庄屋のオトトのところへ報告にでかけたのである。
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庄屋のオトトも、この話にはブッタマゲた。
「ンナ、それ、本気の話らか」
「何言うてるがんだね。オラトコへ来てみなれ。オラトコのアネサは、オラトコにナギナタがないすけ、一丈五尺もある樫の棒をこしらえてるれ。それでミコノサマをしャぎつけよてがんだ」
しャぎつける、は、叩きつける、ぶちのめすと云うことだ。
「フウン。それは大変なことが出来たもんだ。ンナ、どうしる気らか」
「オラ、知らね」
「オレも知らねわ」
どうも、困った。キンカの野郎のアネサに理を説いても、すべて論争が役に立たないタテマエであるから話にならない。
「マア、なんだわ。ミコサマは利巧な人らすけ、バカなことは、しなさらねにきまってるわ。仕方がねえすけ、オレもあしたの朝は天狗様へ行って待ってるわ。オカカも来ねばならんど。オトトもキンカの野郎も連れて来た方がええがんだ。万が一、アネサがあたけやがったら手がつけられねわ。