Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
あし
葦
山本 周五郎
Leggi 葦 (あし) di 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 12.406 caratteri · 25 schermate
なぜなら、良人は将来のためにそれ以上子を生むことを欲せず、彼女を近づけなくなったから、そのためにちょっとした問答があった。
「そういうことは不しぜんではないでしょうか」
「それが人間生活だ、しぜんのままに従うのは禽獣草魚だけだ。田や畑は、しぜんに任せると役にも立たない雑草に掩われてしまう。人間は撰択し、刈り、抜き、制限する。これは反自然だが、人間を利益し進歩させる」
「わたしには理屈はわかりません、けれどわたくしたちほどの身分なら、もう二人や三人は育てるのが普通だと思います」
「おまえは計算を忘れている、長男は家を継ぐが、二男以下は養子にゆくか、部屋住で一生を終らなければならない、それは当人の不幸ばかりでなく、世間の無要な負担になる、武家で家を分けるだけの蓄財なしに子を生むのは不徳義だ、いちどよく計算をしてみるがいい」
妻は三人の子供たちを溺愛することで不満を柔らげ、同時に自分を保証しようとした。
彼はこのあいだ郡目付を二年やり、勘定奉行所の役所取締りに出世した。千神市蔵が勘定奉行になった跡を襲ったのである。食禄は三百二十石になり、足軽も七人預かっていた。