Classici giapponesi con furigana
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やぶのうぐいす
藪の鶯
三宅 花圃
Leggi 藪の鶯 (やぶのうぐいす) di 三宅 花圃 (みやけかほ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 31.356 caratteri · 65 schermate
第六回
退校もよかろう。しかし英語だけは山中が始終おしえにいって。近ごろ少し出来てきたということだが。篠原のは親父のおかげもあるし。むやみに交際に出かけるから。女学校で一時評判にはなったけれど。末頼もしい生徒はマア学校にはなしサ。しかしあの服部のは私塾にいるが。温順で怜悧で生いき気がないから感心サ。
宮「ソウサ僕の妹も同塾でよく毎度せわになりますが。年に似合わず親切には感心します。
葦「さようなら。
母「オヤだしぬけにおかえりか。ねえさんによろしく。
第六回
夜具戸棚に隣りたる一間の床の間には。本箱と箪笥と同居して。インキのこぼれたる跡ところどころにあり。箪笥の前にはブリッキの小さなかなだらいの中に。くせ直しのきれ丁寧にたたんではいっている。その側に二三本のけすじたてに。びんぐしが横たわりてあれども。あたりはさすがに秩序整いて。取りちらしたるものもなし。今使いがもち来たりしとみゆる包みを前におきて。窓によりかかりたる一人の生徒。ふじびたいのはえぎわへ。邪見に手をつっこんで。前髪の下りたるを幾たびかなで上げながら。西施のひそみにならえるか。靄々たる眉のあたりに。