Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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やぶのうぐいす

藪の鶯

三宅 花圃

Leggi 藪の鶯 (やぶのうぐいす) di 三宅 花圃 (みやけかほ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 31.356 caratteri · 65 schermate

Aozora Bunko

法律に触れましょう。仮にも華族の名義もありますから。

貞「オヤオヤはじめて伺いました。ひしゃくとかしゃくしとかのお姫さんは。人の男をどろぼうしても。御法にはふれないのですか。

浜「私しはどろぼうなんどということは存じません。とにかく山中は私しの殿様でござります……。早くだれか来てこの狂人をおもてへ出しておしまい。

貞「きちげえとはなんだ。はばかりながらしらきちょうめんの人間だ。こんなわからずやに咄しをしているとらちくちがあかない。巡査でもだれでもよんできておくんなさい。

とだんだんいい募れども。浜子はもと深窓に生いたちて。かかるかけ合いなどは夢にも聞きたることすらなければ。ただただ同じことのみいい。ついにはなき出でぬべきけしきなれば。執事の三太夫はとんで出できたり。

三太「どこのお神さんだか失礼な方だ。もうもうお姫様おなき遊ばしますな。なおつけあがりますから。エおかみさん。今は殿様も御不在だし。わけがわからんから。また御在宅の時においでなさるがよい。わが輩が委細の趣は申し上げるから。

これにてようようお貞もしずまり。ここまでこぎつけておけば。あとはゆるゆるが上策なりと思いてか。