Classici giapponesi con furigana
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みつのあわれ
蜜のあわれ・われはうたえどもやぶれかぶれ
室生 犀星
Leggi 蜜のあわれ・われはうたえどもやぶれかぶれ (みつのあわれ) di 室生 犀星 (むろうさいせい) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 88.662 caratteri · 174 schermate
」
「あら、そんな事までおっしゃって、あなたは大胆で無邪気でいままであなたみたいな方に、わたくしお会いしたこと一度もないわ、も一度おききしたいんですけれど、余り失礼なことでわたくし自身うかがうことも、羞かしいくらいなんですけれど。」
「どんなことか知ら、何でもお答え出来るわ、あたい、おばさまも好きになっちゃった、誰でも好きになって困るんですけれど。」
「おばさまといって下さると、嬉しくなるわ、あのね、お慍りにならないで聞いててね、あなたは上山さんと関係がおありになるの、夜もご一しょだとおっしゃるし、……」
「関係ってどんなことですか、あたい、関係ということ初めて聞いたわ。」
「おじさまはあなたとお寝みになってから、どんな事をなさいますの、こんなふうにものを言うの、ごめんなさいね、だって、こう言うより問い方がないんですもの、たとえばあなたをお抱きになったりなさいます?」
「いいえ、仰向きにねていらっしゃるだけなの、抱いていただいたことないわ、ただ、あたいの方でふざけるだけなの。」
「だってそんな事ある筈ないと思うんですけれど、まあ、あなたって方、女でもないみたいに、ちっとも羞かしがらないで、何でもふつうの事のようにおっしゃるわね、強く抱いたら潰れてしまうなんて、」