Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
がいとうからみたしんとうきょうのりめん
街頭から見た新東京の裏面
杉山 萠円
Leggi 街頭から見た新東京の裏面 (がいとうからみたしんとうきょうのりめん) di 杉山 萠円 (すぎやまほうえん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 89.546 caratteri · 178 schermate
警視庁の人事相談に持って来るのでは、早くて一週間、長くて一年持つ位のものだそうである。尤も震災後まだ二年にはならぬが……。
夫婦別れの人事相談を持って来るのは大抵女である。彼女等は十人が九人まで媒介所の不親切を鳴らすが、媒介所では一切責任を持たぬ。
「何も無理に押し付けたわけではありませぬ。私の方では只料金を取って便宜を計らったまでで、申込みから結婚成立まで、皆お客様の御随意に任せたまでです」
と云う。そんなら事実はどうか。
結婚媒介所が結婚成立料を取りたがるのは云う迄もない。そのためには随分無理な押しつけ方をする事も云う迄もない。そうしてその結果、飛んでもない喜劇や悲劇を捲き起すのも亦云う迄もない事である。
そんな例を挙げると数限りもないが、その中で最も極端な例を挙げるとこんなのがある。
日比谷公園のバラックの中に、子供二人を持った二十七八の婦人があった。彼女は職業に就て二人の子を育てていたが、如何にも心もとない結果、五円を奮発して結婚媒介所の門を潜った。
「イヤ。それには持って来いのがあります」
と媒介所でも揉み手をして彼女に一人の男を紹介した。