Classici giapponesi con furigana
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どくしょほう
読書法
戸坂 潤
Leggi 読書法 (どくしょほう) di 戸坂 潤 (とさかじゅん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 130.289 caratteri · 257 schermate
ところが、私はそうした原稿になれるにしたがって、職業作家の作品とはまた、おのずから別種のおもしろさを見出すようになったのである」云々。
私の読んだのは、小説だけで、戯曲二篇はまだ読んでいない。なぜか、この場合に限らず、私は戯曲を読むことが億劫なのである。多分、戯曲は読むことで感受が完了するものではないという意識が邪魔をするのだろう。で小説だけ読んだのだが、その出来栄えを見て普通の職業的半職業的な作家のものと、大して違いのあるものとは思われないのだ。非常に優れているとも思われないが、勿論劣っているとも考えられない。職業作家とは別種な面白さというよりも、それと共通な面白さの方が感銘を与えるように思った。一体私は今日の小説で、農民小説は大抵面白いように思うのである。野地氏「平野の記録」は小作地管理人の地主への忠勤振りを描き、野原氏の「嵐の村」はバクチ検挙にからむ村の有士の詐欺を取り扱っている。どれも面白く読める中篇である。渡辺氏「山晴れ」は農村青年と売られて行く農村の娘との悲劇を牧歌的に抒した小篇、栗林氏「新学期」は農村学童が先生から貰った学用品を、泥棒したのだと思い込んだ両親にどやされるという短篇、どれも農村の現実的な矛盾を剔出しようとする判然とした思想と意志とを表わしている。