Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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ちょうにんげんエックスごう

超人間X号

海野 十三

Leggi 超人間X号 (ちょうにんげんエックスごう) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 89.025 caratteri · 178 schermate

Aozora Bunko

死刑台の怪影

超人間、つまり人間よりもずっとかしこい生物なのだ。わしは、あれのために、ひそかに名まえを用意しておいた。“超人間X号”というのがその名まえだ。超人間だから、君たちがいく人かかっていっても、あべこべにやっつけられる。だから、手をひいたがいい」

博士は、あの怪物が、どうやら超人間X号であるらしいことをものがたり、そして話したあとで、ぞッと身ぶるいした。

五人の少年たちも、この話を聞いて、急に不安な気持ちになった。

死刑台の怪影

「先生。その超人間X号というのは、いったい何者かんですか、どうしてそんな怪物が、この世の中にすんでいるのですか」

戸山少年は、谷博士にたずねた。

「じつは、超人間X号をこしらえたのは、わしなんだ。わしが研究所で作りあげた人工の生物なんだ。それは電気臓器を中心にして生きている、半斤のパンほどの大きさのものなんだ。この電気臓器をつくることについて、わしは長いあいだ研究をかさねた。そして完成したのは、この春のことだった。あらゆる高等生物は、親のからだから生まれてくるが、超人間X号は、わしの手で作ったのだ。ちょうどラジオの受信機を組みたてるようにね。