Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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ちょうにんげんエックスごう

超人間X号

海野 十三

Leggi 超人間X号 (ちょうにんげんエックスごう) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 89.025 caratteri · 178 schermate

Aozora Bunko

「うれしいなあ。わしは、こんなりっぱな機械を使いこなせるようになった」

「わしもうれしいよ。とにかくふしぎな気がする。わしは生まれつき不器用で、死んだ父親からさんざんと叱られたもんじゃったがのう」

「なんだかしらんが、なにかがわしにのりうつって、うまく作業をこなしていってくれるような気がしてならん。わしの力だけとは、どうしても思われんな」

「おれも、そういう気がする」

「ばかをいえ。そんなことがあってたまるか。やっぱりおれたちの技術者としての腕があったんだ」

この会話の中には、なぞのことばが、ところどころ頭を出していた。そのなぞが持つ秘密が、やがてとける日が来たとき、この素人職工たちはびっくり仰天しなくてはならなかった。

それはとにかく、谷博士が新しくつくったこの山の中の製造工場からは、まもなくりっぱな製品がどんどん出るようになった。その製品は、なんであっただろうか。

それは機械人間であった。

「仕事をやらせるにべんりな機械人間をお買いなさい。畑の仕事でも、遠いところからの水くみでも、なんでもやります。しかも、人間の十人分は働きます。一台わずか五千円。二百円ずつの月賦販売も取りあつかいます。