Classici giapponesi con furigana
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めいしんかい
迷信解
井上 円了
Leggi 迷信解 (めいしんかい) di 井上 円了 (いのうええんりょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 48.601 caratteri · 96 schermate
また、古来伝うるところに釜鳴りの怪の話があるも、これ釜中の空気の振動より生ずる由にて、物理上説明のできることあれば、仮怪の一種であろう。その他は誤怪にあらざれば偽怪であると心得てよろしい。
つぎに異物とは、越後の七不思議をはじめとし、あるいは天より怪石を降らし、白砂あるいは黄豆を降らす等の類にして、昔時は一般に奇怪に思いしも、今日は学理の進歩によりて、一人のこれを怪しむものなきに至りたれば、いちいち説明するに及ばぬ。
その他、世間にて奇怪に思うものはカマイタチと申すものである。そのものたるや形あるにあらず、人の身体に風の触るると覚ゆるのみにて、かみそりにて切りたるがごとききずを得、血の多く出ずるということじゃ。その原因は、空気の変動によりて空気中に真空を生ずることがある、このとき、もし人体の一部がその場所に触るるならば、その一局部に限り外部の気圧がなくなりたるゆえ、人体内部の気がその空所をみたさんとしてほとばしり出ずるときに、皮肉を破裂せるによると申すことじゃ。かく聞いてみれば、妖怪とするに足らざることが分かる。また俗に、人の溺死せる節、親戚のものきたるときは、死人の鼻孔より出血するという話は、いずこにても一般に唱うることなるが、その道理は医家の説によるに、親戚に限るにあらず、なにびとにても死体に触れ、