Classici giapponesi con furigana
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れんかんき
連環記
幸田 露伴
Leggi 連環記 (れんかんき) di 幸田 露伴 (こうだろはん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 49.281 caratteri · 95 schermate
とあるところなどは、実に謙遜の中に衿持をあらわして、如何にもおもしろい。槐葉前蹤を期し難し、と云って、少し厭味を云って置いて、柳枝左臂に生ずべしと、荘子を引張り出してオホンと澄ましたところなどは、成程気位の高い公任卿を破顔させたろうと思われる。それから加之と云って、皇太后の御上を云い、「猶子の恩を蒙りて、兼ねて長秋の監たり、嘗薬の事、相譲るに人無し」といい、「暫く彼の仙院の塵を継いで、偏へに此の后の月に宿せん」と云ったあたり、此時代の文章として十分の出来である。公任卿は悦んだに相違無いが、匡衡の此手柄も右衛門の助言から出たのである。公任卿は中納言左衛門督は辞したが特に従二位に叙せられ、後には権大納言正二位にまでなられたこと人の知る通りである。右衛門の才は此話を考えると、中々隅へ置けるどころでは無い、男子であったらば随分栄達したであろう。これほどの女であるが、当時の風俗で、男女の間は自由主義が尚ばれていたから、これも後の談であるが、夫の匡衡には一時負かされた。匡衡は何様した因縁だったか、三輪の山のあたりの稲荷の禰宜の女に通うようになった。ここに三輪という地名を出したが、それは今昔物語なんどにも無く、自分の捏造でも無いが、地名も人名も何も無くては余り漠然としているから、赤染右衛門集に、三輪の山のあたりにや、