Classici giapponesi con furigana
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ゆきのうえのぶとう
雪の上の舞踏
小川 未明
Leggi 雪の上の舞踏 (ゆきのうえのぶとう) di 小川 未明 (おがわみめい) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 2619 caratteri · 6 schermate
はるか北の方の島で、夏のあいだ、働いていました人々は、だんだん寒くなったので、南のあたたかな方へ、ひきあげなければなりませんでした。
「お別れに、みんな集まって、たのしく一晩おくりましょう。」と、それらの人たちは、話しあいました。
丘の上に、一つの小屋があります。それには、赤い窓がついていました。ある晩のこと、彼らは、そこへ集まりました。そこで、男も女もまじって食卓についたのです。食卓の上には、いろいろのくだものや、魚や、鳥や、獣物の肉などがならべられ、また、色のかわった酒が、めいめいの前においてあったコップに、そそがれていました。
このかんばしいにおいは、小屋の窓から外へながれでたのです。島にすんでいたきつねは、このにおいをかいで、たまらなくなりました。そして、どこからながれてくるのだろうと思って、さがしにきました。
きつねは、小屋の中で、人間たちが、たのしそうにごちそうを食べているのをながめました。外は、暗くなって、夕やけは、わずかに森の頭にのこっているばかりです。これにひきかえて、へやのうちは昼間のように明るかった。
「人間は、ああして、たのしそうに暮らしているが、私たちは、いつも、おなじくらしでつまらない。