Classici giapponesi con furigana
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きりがくれいかほのゆけぶり
霧陰伊香保湯煙
三遊亭 円朝
Leggi 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 117.546 caratteri · 234 schermate
水の色は真青にして、山の峰には松柏の大木ところ/″\に見えて、草の花の盛りで、いうにいわれぬ景色でございます。到頭四万の山口へ参りましたが、只今は車道が開けましたので西の方の山岸へ橋をかけまして下道を参りますが、以前は上の方を廻りましたもので中々難所でございました。
三十五
此の山口と申す処にも五六軒温泉宿が有ります、其の他餅を売ったり或は鮓蕎麦などを売る店屋が六七軒もあります。小坂へかゝると馬士が、
馬「もし旦那さん誠にねえお待遠だろうが、少しねえ荷イおろして往かなければなんねえ、貴方おりて下さい、おりて何もねえが麦湯があるから緩くりと休んで、煙草一服吸ってまア些とべい待って居ておくんなんしよ」
由「宜しい、じゃア下りるから、さア」
馬士「さアおりられやすか、腰イ抱いてやるから待ちなせえ」
由「大変だ、まるで病人の始末だねえ、あゝ腰がすくんであるけませんが……やア大層立派な家だが……おかしい、坂下から這入るとまるで二階下で、往来から真に二階へ入いる家は妙で、手摺が付いてある……」
馬「嚊ア麦湯でも茶でも一杯上げろよ、中の条から打積んで来た