Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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きりがくれいかほのゆけぶり

霧陰伊香保湯煙

三遊亭 円朝

Leggi 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 117.546 caratteri · 234 schermate

Aozora Bunko

声が聞えたように思います、キャーと云う声がいたしましたから、何でもお駒どんは斬られやア為ないかと存じます」

幸「ムヽー、おい…マアこれ沈着かないかよ、静かにしなくっちゃアいけねえじゃアねえか」

由「静かにしろって、わ私は、さ騒ぎたくっても口がきかれません、是れでは」

とワナ/\慄えて居るを見て、

幸「気を確り持ちなよ」

さん「確りも何もありませんから私を逃して下さいまし」

幸「これ/\其方へ出ちゃアならん」

と幸三郎は沈着いた人ゆえ悠々と玄関の処へ来ますとステッキがあります。これを提げ、片手に紙燭を点したのを持って、

幸「何処の所だ、何にしてもお駒が案じられるし、おりゅうに怪我は無かったか、賊は逃去って仕舞ったか」

下女「何うでございますか私は只台所のお竈の下へ首を突込んで居りましたから、確かりとは分りませんでしたが、多分お怪我をなさいましたろう」

幸「えゝ、怪我をするのに多分などを附ける奴があるものか……おい由さん一緒に往っておくれよ」

由「へえ……一緒にッたって私は逃げられませんよ……あゝ宜しい、心得ましたが然う引張ったっていけませんてえに……あ痛い……足へ手桶が引掛って居ます……あ痛い……是は何うも大変な処へ帰って来ましたなア、私を引張って往ったって何の役にも立ちませんよ」