Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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きりがくれいかほのゆけぶり

霧陰伊香保湯煙

三遊亭 円朝

Leggi 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 117.546 caratteri · 234 schermate

Aozora Bunko

由「旦那、まだ誰か居るんで、此の人は年寄だから何んでげすけれども、若い人が出て来ると大きに怖いような訳ですが……誰かいらっしゃいますので」

と云って居る処へ泣きながら出て参りましたのは、今年十三に成りまする布卷吉と云う小僧だから大きに安心を致しました。

由「子供なら安心を致しました……が何ういう訳でお泣きなすった」

老「はい……此者は私の秘蔵な孫でございますが、松五郎お瀧の行方を探して居る身の上で、此者が両親と申すものは其のお瀧松五郎ゆえに非業な死を遂げましたのは、此者が七歳の折でございますが、何うかして両親の敵を討ちたいと子心にも心掛け、奉公中暇を取って立帰り、其の者を取押えて、手に合わんときにはお上のお手を借りても親の仇を討ちたいと心掛けて居ります、処が敵と狙うお瀧めが今お話の通り死骸も知れんように成ったと承わり、残念に存じまして此者が泣きましたので」

由「へえー御両人は野田の太田屋で隣座敷に居たお方でございますね、此のお子のお父さんお母さんまで非業に殺しましたと、へえー彼奴ア幾人人を殺したか知れねえ」

と話をして居ますと、唐突に隔ての襖をガラリ引開け這入って来たは大きな男で、