Classici giapponesi con furigana
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せいしゅんのいきのあと
青春の息の痕
倉田 百三
Leggi 青春の息の痕 (せいしゅんのいきのあと) di 倉田 百三 (くらたひゃくぞう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 127.338 caratteri · 254 schermate
フランシスの伝記を読む時には、この肉体的苦痛はほとんど読者の頭にないけれど、もし私たちがフランシスをナハフォルゲンすれば、ほとんどこの苦痛だけが意識をみたすでしょう。寒風に凍えつつ私たちは、この苦痛に堪える力だけが自分の宗教生活の全部だとさえも思うでしょう。私たちに力の問題があまり生じないのは、実行的精神の欠けている証拠と思います。天香さんはその隙間を衝かれたのであろうと思います。
私はこの頃は自分に勇猛心のないことを感じだしました。自分の宗教的情操は、いまだ気分の域を出でず、自己に甘える、アイテルな部分が、おもな部分を占めているように思います。自分ながら自分の興奮のすきが見えてその結果は興奮しないことになります。私はつくづく自分の器量不相応な大げさな感情の高潮のアイテルなことを知りました。力を伴のうた感情だけ起こしたくなりました。これは天香さんにしじゅう接触しているためなのでしょう。
たとえば、
「妹にこれから経済問題にぶっつからせてやろうと思います」などと自分でも悲壮な気持ちになって天香さんに話します。すると具体的な実行の話になります。すると天香さんは「それではぶつからすのではなくて、そっと触れさすのですね」