Classici giapponesi con furigana
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がいこつかん
骸骨館
海野 十三
Leggi 骸骨館 (がいこつかん) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 7107 caratteri · 15 schermate
そして胆だめしの当番は、あそこのくぐり戸からこっちへ入るんだよ。そして鉦をかんかんと叩かせ、それから“ううッ”て呻らせ、それがすんだら最後に縄をひっぱらせるんだ。その縄は、みんなの集まっている工場のへいの外のところまでつづけておいて、その縄には缶詰の空缶を二つずつつけたものを、たくさんぶらさげておくんだよ。縄をひっぱれば、がらんがらんと鳴るから、ははあ当番の奴はたしかにこの工場の中へ入ったなと、みんなの集まっているところへ知れるわけさ。そうすれば、ずるして途中で引返した奴はすぐ分っちまうからいいじゃないか」
「じゃあ、その縄はうんと高く張らなくちゃあね。それから、くぐり戸を入ったすぐの壁に、自分の名前を白墨で書かせようや」
「それもいいなあ。それから地獄の一丁目の舞台だが、何を出す。幽霊かい。南瓜のお化けかい。それとも骸骨かい」
「うん、骸骨がいいや。清君、僕おもしろいことを発見したんだよ。骸骨をほんとうに本物のようにおどらせることさ」
「えっ、何だって。骸骨を本物のようにおどらせるって、どういうこと?」
「つまり、骸骨がほんとうに生きているようにおどるのさ。