Classici giapponesi con furigana
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こうやどうふ
高野豆腐
北大路 魯山人
Leggi 高野豆腐 (こうやどうふ) di 北大路 魯山人 (きたおおじろさんじん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 1191 caratteri · 3 schermate
そして炭酸が味の邪魔をしてはまずいから、潰れないように手際よく、高野豆腐を水の中に入れて、グーッと絞る。潰れてグチャグチャになったりしては体裁も悪いし味も悪いから、こわれぬように注意することが肝要である。絞り方はちょうど海綿を絞るような具合にすればよい。やわらかいものであればあるほど手際を要するから、やわらかいものの時には注意の上に注意をして絞り出すようにしなくてはならない。炭酸の気のなくなるまで絞らねばならないのだから、少なくとも五、六回は繰り返して絞る必要がある。
高野豆腐のもどし方はむずかしく、一種の秘伝みたいになっていて、玄人でもやすやすできないことを念頭においておく必要があろう。そんなことはなんでもないと思っても、なかなかうまくゆかないもので、京阪の特別料理をつくる料理屋でもうまくゆかないあり様である。たまに名人がある程度だ。
そもそも高野豆腐は、昔、高野山の寒気を利用してつくられたものが始まりだが、現今では寒い国はどこでもつくっているので、種類も多くなってきた。従って買い方にも注意を要する。質のよいものほどよい色をしているし、肌にも粗密の差があるから、買いなれないとわからないので経験を要する。