Classici giapponesi con furigana
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まげ
髷
上村 松園
Leggi 髷 (まげ) di 上村 松園 (うえむらしょうえん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 3662 caratteri · 8 schermate
結婚前も結婚後も、雀の巣のようにもじゃもじゃした電気のあとをみせている。「簡単」どころか髪をちぢらすのには種々の道具がいる。せっかくふさふさとしたよい黒髪をもって生まれながら、わざわざ長い時間をかけてその黒髪をちぢらしている。私なぞの櫛巻は一週間に一度三十分あれば結える、そして毎朝五分間で髪をなでつけ身仕度が出来る簡単さとくらべれば、わざわざ髪をちぢらすのにかける時間の空費は実にもったいないことである。私にはどういう次第か、あの電髪というものがぴんとこない。
パーマネントの美人(私はパーマネントには美は感じないのであるが)は、いくら絶世であっても、私の美人画の材料にはならないのである。
あれを描く気になれないのは、どうしたわけであろうか?
やはり、そこに日本美というものがすこしもない故であろうか。
当今では日本髪はほとんど影をひそめてしまったと言っていい。
しかし伝統の日本髪の歴史はながいから、まだ若い女性の内部には、その香りが残っていると見えて、お正月とか節分、お盆になると、ふるさとの髪、日本髪を結う娘さんのいるのは嬉しいことである。
人は一年に一度か三年に一度はふるさとへ帰りたい心をもっているのと同様に――今の若い女性といえども、ときどき先祖が結った日本髪という美しい故郷へ帰ってみたくなるのであろ