Classici giapponesi con furigana
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かまをきずいてしりえたこと
魯山人陶説
北大路 魯山人
Leggi 魯山人陶説 (かまをきずいてしりえたこと) di 北大路 魯山人 (きたおおじろさんじん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 46.780 caratteri · 98 schermate
目新しいというようなことを狙うにも及ばない。色に於ても是非ともこうでなくてはと決めてかかる要はない。漫然と新奇を衒うようなことはなおさら思う要もない。そもそも形に於ける意匠、釉薬表現の色調、着け模様などによる賢しい働きは主として理智のみによって出来ているのが現代の芸術である。名は芸術であっても、実は、芸術でもなんでもない、美の表現を標準とした智恵比べである。帝展などの出品物を見ると、絵画と言わず、工芸と言わず、いずれも意匠図案の智恵比べである。色調取り合わせの智恵比べである。このように作者の智恵比べのみによって毎年、柄と模様と色調とが仰々しく取り換えられる。それだけの仕事が帝展及びその他であるが、鑑賞家もまた作者同様に智恵を以て理智鑑賞をなすがために、ともかく一時的に現代美術は支持されているようなものの、本当のこと、芸術のことは所詮智恵の問題ではないのである。実は真心の問題であり、熱情の問題であるのであるから、永く後に残る作品は知恵のみで作ることはダメだということが明白になるのである。
ところで今日の状態は別として、昔は如何。昔はと顧るとき、古えの人はいかに考えても、今の人よりは真心が多い。