Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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おばけとまちがえたはなし

お化けとまちがえた話

小川 未明

Leggi お化けとまちがえた話 (おばけとまちがえたはなし) di 小川 未明 (おがわみめい) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 2499 caratteri · 6 schermate

Aozora Bunko

「二郎や、どうかしたか? おかみさんにしかられでもしたのだろう……。」と、おばあさんは、笑いながらいわれました。

二郎は、不思議なことがあればあるものだと思った。

「おばあさん、隣のおかみさんは、三つ目のお化けにばけていたよ。」といいました。

「おまえは、なにをいう?」と、おばあさんは、やはりこたつに当たりながら、笑っていわれました。

「おばあさん、うそでない、ほんとうだから。」と、二郎は、こういいながら、なおも怖ろしがってふとんを頭からかぶっていました。

「おまえが見たのなら、お化けかもしれない。」

「そんなら、隣のおかみさんは、お化け?」

「なんともいえない。」と、おばあさんは、笑いました。

「どうして、隣のおかみさんは、お化けなの?」と、二郎はおばあさんに、しつこくたずねました。

「おまえが見たというからさ。あまりたびたびゆくと、お化けに食べられるから、もうゆかないほうがいい。」と、おばあさんはいわれました。

二郎は、翌日から、隣へ遊びにいかなくなりました。そして、家にばかりいて、おばあさんを相手にいろいろなことをねだったり、わがままをいいました。おばあさんは、困って、