Classici giapponesi con furigana
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それから
それから
Leggi それから di Natsume Sōseki (夏目 漱石) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 172.794 caratteri · 347 schermate
とまるで三千代と自分を別物にした言分であった。代助はただ、
「そんな面倒な事をする必要があるものか」と答えた。話はこれで切れた。が又両方に共通で、しかも、両方のあまり興味を持たない方面に摺り滑って行った。すると、平岡が突然、
「僕はことによると、もう実業は已めるかも知れない。実際内幕を知れば知る程厭になる。その上此方へ来て、少し運動をしてみて、つくづく勇気がなくなった」と心底かららしい告白をした。代助は、一口、
「それは、そうだろう」と答えた。平岡はあまりこの返事の冷淡なのに驚ろいた様子であった。が、又あとを付けた。
「先達ても一寸話したんだが、新聞へでも這入ろうかと思ってる」
「口があるのかい」と代助が聞き返した。
「今、一つある。多分出来そうだ」
来た時は、運動しても駄目だから遊んでいると云うし、今は新聞に口があるから出ようと云うし、少し要領を欠いでいるが、追窮するのも面倒だと思って、代助は、
「それも面白かろう」と賛成の意を表して置いた。
平岡の帰りを玄関まで見送った時、代助はしばらく、障子に身を寄せて、敷居の上に立っていた。門野も御附合に平岡の後姿を眺めていた。