Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
ねじくりはかせ
ねじくり博士
幸田 露伴
Leggi ねじくり博士 (ねじくりはかせ) di 幸田 露伴 (こうだろはん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 6723 caratteri · 14 schermate
もッと不思議な事があるよ、動力学と静力学を君が知ていると、もッと早く分らせることが出来るがネ。早くいッて見れば空漠として広い虚空の中に草の蔓は何故無法に自由自在に勝手に這い回らないのだろう。ソコニハ自然の約束があるから即ち一定の有様をなして、左り巻なら左り巻、右巻ならば右巻でちゃんと螺旋をなして這いまわるのだ。虚空に抵抗物は少いのだが斯くなるこの自然の約束を万物の上から観破して僕は螺旋が運動の妙則だと察したよ。サア話しが段々煮えて来た、ここへ香料を落して一ト花さかせる所だ。マア聞玉え、ナニ聞ていると、ソウカよしよし。ここで万物死生の大論を担ぎ出さなけりゃならないが、実は新聞なんぞにかけるような小さな話しではなし一朝一夕の座談に尽る事ではないから、少しチョッピリにしておくよ。一体死とはなんだ、僕は世界に死というような愚を極めた言語があるのが癪にさわる。馬鹿馬鹿しい死の定義を立てて断言することの出来る豪傑があるか。ナンノつまらない、死という言語は千年もたてば字引の中になくなるべき言語だよ。ナニ驚くには足らない、極りきッた論サ。死は休なりとか、死は静なりとか、死は動力の不存在なりとか、死は自営的機能の力が滅して他の勢力のみ働らく場合なりとか、色々の理屈をつける奴もあるが、第一困る事には死という事は世界にひとつ