Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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ふしぎくにたんけん

ふしぎ国探検

海野 十三

Leggi ふしぎ国探検 (ふしぎくにたんけん) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 59.118 caratteri · 120 schermate

Aozora Bunko

陸上の三分の一ぐらいです」

博士の話を聞けば聞くほど、海底国はいいところである。

「先生、この海底国の人たちは、どんな仕事をして、生活をささえていますの」

「いろいろな仕事があります。物を売る店の商売なんか大したものではありません。主な仕事は、海底を掘って、貴重な鉱物をとること、いろんな深さの海でお魚をとること、海水の中から金をとったり、貴い薬品をつくったりすること、地熱を利用して、発電したり、物を温めたりすること、建築用の水成岩を掘りだして切って石材にすること……かぞえていくと、きりがありません」

「まあ、ずいぶんたくさん仕事があるのですね。陸上よりは忙しいぐらいね」

「そうです。なかなか利益をあげています。さあそれでは海底採鉱場を先に見て、それから海底漁場の方へ案内してあげましょう」

博士は二人の手をひいて、広場をあとにした。そのとき東助がとつぜん大きな声をあげた。

「あそこに電車がとまっていますが、東京行きと書いた札をぶら下げていますよ」

「そうです。本土との間を、あの地底列車が連絡しているのです。帰りはあれに乗りましょう」

しばらくいくと、ヒトミがおどろきの声をあげた。